2011年10月18日火曜日

Affinity

 イギリス、ヴァーティゴ、キーフ絡みでもう1枚は、別枠からのRe-Up。

 「Affinity」1970年発表のセルフタイトルアルバム。 
知る人ぞ知る、超々々〜有名ジャケット。 キーフらしく意味ありげな何ともアート的な一枚。
 しかし、その内容は決してジャケット負けしない素晴らしい内容。
女性ヴォーカルLinda Hoyleの声を前面にしながらも、演奏もしっかりと。
しかし、Linda Hoyleを売り込む為のバンドだったとかとの噂の中、この1枚だけでサッサと解散。
でLinda Hoyleはソロ活動へと突入することに。 
 レコードでのラスト曲になる7曲目の「All Along The Watch Tower」。11分40秒という長い曲だが、オルガンの音が何とも気持ちよく、間奏では半ばトランス状態に陥りそうな感じで、締めの曲として申し分なし。因みにこの曲はボブ・ディランのカヴァーで、あのジミ・ヘンドリックスもカヴァーしたことでも有名。

 いやらしい話だが、ヴァーティゴレーベルから当時発売されたアナログ版は、とあるショップで何と10万円の値がついていたとか・・・。 
レコードに針を落とそうものならその度にCD1枚分のお金が飛んでいきそうなプレミア価格。当然、完全密封保管必至!というレコード本来の役割とは全く違った方向に向かってるアルバムである。 

 純粋に音を聞きたい人は、その50分の1の価格のCDがお薦め。
しかし、その音にハマり、オリジナルに手を出す事になっても責任は負わないのであしからず。


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