2011年11月24日木曜日

Queen


 俗に言うプログレとは微妙に離れ、「Queen」周知の大傑作アルバム、1975年発表の「A Night at the Opera」。邦題はそのまま「オペラ座の夜」。
本日11月24日はフレディ・マーキュリーの命日にして、20回忌。
 このアルバムを初めて聴いたのは忘れもしない発表から2年後、自分が13歳の時である。
その衝撃たるや、それまで聴いてきた音楽とは全く違うものだった。
 兄がお小遣いをはたいて買ってきたレコードを擦り切れるほど聴き、更には手元を滑らせレコードに大きな傷を付けて、えらく怒られたという曰く付き。
 って事で?紹介!

 当時カテゴリー分けされていたブリティッシュ・ハードロックの要素はあるものの、それまでのものとは違い、さらにはクラシカルな要素もあり、ジャズ的でもあり、っていうことはプログレ?
 等と言いながら、そんなジャンル分けする事が無意味なのが「Queen」である。

 アナログ盤は全12曲。
1曲目「Death On Two Legs」。ピアノのアルペジオでフェードイン。と思いきやいきなりハードに。ギターの音が印象的でありながら、ヴォーカル・ハーモニィの美しさ。1曲目から引き込まれること必至!
2曲目の「Lazing On A Sunday Afternoon」はコミカルな曲調から、間違ってもハードロックとは言いがたい一曲も、なんか聴いてしまう。
その後も曲調は目まぐるしく展開。
そして11曲目「Bohemian Rhapsody」。言わずと知れた超名曲。この曲を作ったフレディ、まさに天才と言っても過言ではない。更にはアレンジも。何代も語り継がれる事間違いなしの一曲かと。

 そんな、ただただ個人的思い入れだけの一枚って事で、失礼!

2011年11月7日月曜日

Genesis

 マニア向けジャケットシリーズ、15枚目。

超メジャー、イギリスのGenesis、プログレ黎明期1969年発表の記念すべき1st「From Genesis To Revelation」。

メンバーはヴォーカルPeter Gabriel、ギターAnthony Phillips、ベースMike Rutherford、ドラムJonathan Silver、キーボードTony Banksの5人。

オリジナルは全曲13曲。全て5分以内のプログレとしては小曲からなる。
が、2曲目3曲目は繋がっており、合わせて1曲的。
更に10曲目と11曲目も同じく。

内容は全体に年代を感じさせられる懐かしさも、6曲目の「In The Wilderness」、12曲目の「Silent Sun」は、その後のGenesisアルバムを感じさせ、更にその後のPeter Gabrielを連想させられる名曲かと。
簡単に言うとPeter Gabrielワールド全開という事で。

因みにオリジナルアナログ盤は、前回のAKPITAΣ(AKRITAS)のCD20枚分を遙かに超え、とあるショップではCD100枚分の価格が・・・。